メモリの交換 REP0041020 [版数]001

*最短作業時間:5分(テスト時間含まず)
warning.gif 装置の電源を切断し、ACアダプタ、バッテリ、接続ケーブルを抜いてから作業を行うこと。

caution.gif 筐体のエッジ部分、突起物に注意して作業を行うこと。

caution.gif @ツメがかかっている箇所は、事前に確認すること。Aカバー等を傷つけないよう、作業前に指輪や時計などは外しておく。また、作業スペースにエアキャップを敷くなど配慮すること。Bケーブルを外す時はコネクタを持ち、FPC/FFCを外す時はコネクタロックを解除してから抜くこと。引っ張って抜くことの無いよう注意する。



注)
メモリ交換作業を行う前に「SO-DIMMメモリモジュールの取り扱いについて」 (REP0047010) を一読すること。

<取り外し手順>


注)
交換作業には静電気対策として下記の保守工具を使用して作業を行うこと。
・リストストラップセット (保守図番 CWZ8141A)
・作業用静電マット(保守図番 CWZ8140A)または、クッション付き静電マット(保守図番 CWZ8153A)
(1)装置電源を完全に落とす。 (GID0080000)
(2)バッテリを取り外す。 (REP0041000)
(3)DIMMカバーのカバーロックを解除したまま、DIMMカバーをロアカバーのくぼみからめくり上げるように持ち上げて取り外す。(図1)

注)
DIMMカバーのカバーロックはマイナスドライバーなどを差し込み、矢印の方向に傾けることで解除可能。

注)
DIMMカバー裏にツメロックがあるため取り外し時注意すること。
(4)メモリスロット両脇の金具を広げてロックを解除するとメモリが斜めに起き上がるのでメモリ両端を持って引き抜く。(図2)

注)
メモリ基盤面および端子部に触れないように注意すること。

注)
複数メモリ実装時にメモリを取り外す際は、上段スロットのメモリから取り外すこと。

図1:
../EXTERNAL/r1020-01.jpg

図2:
../EXTERNAL/r1020-02.jpg


<取り付け手順>

(1)メモリ端子部の切り欠きを合わせてメモリ両端を持ってメモリスロットに斜めに挿入する。

注)
メモリ基盤面および端子部に触れないように注意すること。

注)
複数メモリ実装時にメモリを取り付ける際は、下段スロットのメモリから取り付けること。
(2)メモリ上端を本体底面側に倒し込みメモリを固定する。(メモリスロット両脇の金具のロックがかかる)

注)
ロックが正しくされているか確認すること。
(3)ロアカバーの切り欠きとDIMMカバーの突起を合わせて閉じるように取り付ける。

注)
DIMMカバーのツメロックが正しくかかっていることを確認すること。
(4)バッテリを取り付ける。 (REP0041000)


注)
BIOSにて搭載スロットを含めメモリ容量を確認し、交換した部品が正常動作するか、装置全体に問題ないかを保守プログラムEVTで動作確認を行なうこと。また、取り付けの緩み・ガタが無いかを確認する。



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