EVTについて | TST0030000 | [版数]001 |
備考) |
EVTの運用には起動可能なCD/DVD(内蔵もしくは外付け)環境が必須である。
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注) |
保守作業専用のUSBメモリ以外の媒体は絶対に使用しないこと。
・セキュリティ機能(パスワードや指紋認証、暗号化等)を持ったUSBメモリは使用できない。
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備考) |
設定によっては、CDブートした際に、[UEFI モードで起動]か[BIOS モードで起動]かの起動モードの選択画面が表示される場合がある。その場合は、[UEFIモードで起動]を選択すること。
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注) |
データ用ドライブ媒体について
データ用ドライブ媒体(USBメモリまたはフロッピィ媒体)を利用する場合は、装置電源投入前にUSBメモリまたはUSB-FDD(フロッピィ媒体もセットすること)を装置のUSBポートに挿しておくこと。
データドライブ自動選択機能により新たなデータドライブが認識された場合、EVT起動画面に“DATA DRIVE FOUND.”と表示される。認識されなかった場合は“DATA DRIVE NOT FOUND.”と表示される。
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備考) |
各診断項目の詳細については「FMV/CELSIUSシリーズEVT使用手引書」を参照すること。
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備考) |
本書では以下に装置情報退避・復元ユーティリティについての詳細を説明する。稼働積算時間表示ユーティリティ、S.M.A.R.T.情報保存ユーティリティ、装置構成情報比較ユーティリティの詳細については「FMV/CELSIUSシリーズEVT使用手引書」を参照すること。
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備考) |
「BIOS版数が異なっていた場合、BIOS設定を復元できない機種」では、装置情報を復元しようとした際、メインボードのBIOS版数が異なっていると、下図のメッセージが出力される。
この場合、CMOS情報(BIOSのセットアップ情報)は、復元されていないため、退避時に控えたCMOS情報(BIOSのSETUP情報)を、BIOSのセットアップ画面より、手入力で設定すること。 なお、装置IDと稼働積算情報の方は、復元の対象のままであり、退避された情報があれば、復元される。
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備考) |
「BIOS版数が異なっていた場合、BIOS設定を復元できない機種」では、装置情報を復元しようとした際、メインボードのBIOS版数が異なっていると、下図のメッセージが出力される。
この場合、CMOS情報(BIOSのセットアップ情報)は、復元されていないため、退避時に控えたCMOS情報(BIOSのセットアップ情報)を、BIOSのセットアップ画面より、手入力で設定すること。 なお、装置IDと稼働積算情報の方は、復元の対象のままであり、退避された情報があれば復元される。
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エラーコード
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内容
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処置
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201-01-1001
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必要なプロトコルが見つからない。
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この機種は本プログラムではサポートしていない。
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201-01-1002
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プロトコルのオープンに失敗した。
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201-01-1003
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必要なメモリが確保できない。
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PC本体を再起動して再実行する。
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201-01-1004
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富士通拡張BIOSが見つからない。
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この機種は本プログラムではサポートしていない。
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201-01-1005
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装置種別やBIOS版数の情報が習得できない。
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BIOS設定の初期化を推奨。
改善しない場合は、メインボードの不良が考えられる。
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201-01-1006
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型名やシリアル番号の情報が習得できない。
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201-01-1101
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装置への型名の書き込みに失敗した。
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201-01-1102
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装置へのシリアル番号の書き込みに失敗した。
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201-01-1103
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装置へのカスタムメイド番号の書き込みに失敗した。
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201-01-1104
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装置へのCMOSデータの書き込みに失敗した。
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201-01-1105
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装置へのNVRAMデータの書き込みに失敗した。
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201-01-1201
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データファイルの書き込みのためのファイルオープンに失敗した。
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ログ採取用USBメモリが正しく接続されているかを確認する。
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201-01-1202
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データファイルの書き込みに失敗した。
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201-01-1203
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データファイルが見つからない。
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201-01-1204
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データファイルの読み込みに失敗した。
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201-01-1205
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メインボードの名称が一致しない。
異なる機種に復元しようとしている。
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該当機種の装置情報ファイルを使用する。
交換前と交換後のメインボードの部品仕様を確認する。
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201-01-1206
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装置のBIOS版数と装置情報ファイルのBIOS版数が異なるため、CMOS情報を復元しなかった。
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BIOSのセットアップ画面より、必要な設定を行う。
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備考) |
診断機能の各種診断項目の詳細、ユーティリティ機能の稼働積算時間表示ユーティリティ・S.M.A.R.T.情報保存ユーティリティ・装置構成情報比較ユーティリティの詳細手順について、またはEVT全般に関する詳細手順・エラーコード詳細については「FMV/CELSIUSシリーズEVT使用手引書」を参照すること。
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備考) |
その他EVT関連の資料としてe-SUPPORTホームページの技術情報メニュー>装置別技術>パソコンサポート情報ページ内のテストプロ/OS>テストプロに以下の資料が掲載されているのであわせての参照を推奨。(2013年5月現在)
・EVT 説明資料 概要編[PDF]: 2012年下期・冬モデル出荷装置から対応する新テストプログラムの概要
・EVT 説明資料 ユーティリティ編[PDF]:EVTのユーティリティ機能について画面遷移で詳しく説明
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