EVTX(富士通ハードウェア診断ツール)について(Windows10の場合) TST0025000 [版数]001

EVTX(富士通ハードウェア診断ツール)は、FMV/CELSIUS シリーズの各種機能の動作確認を行う診断プログラムである。


注)
EVTX(富士通ハードウェア診断ツール) は、ユーザ向けの診断プログラムのため、保守作業時は原則EVT を用いること。

注)
本内容は出荷時OSがWindows10の場合のものである。


機能概要

1.診断機能
メニューから任意の診断を選択して実行できる。
デフォルトでは、(1)〜(4)の診断が選択されている。
(1) CPU
(2) メモリ
(3) ディスプレイ
(4) ハードディスク
(5) CD/DVD/BD

2.ツール機能
メニューから任意のユーティリティを選択して実行できる。
デフォルトでは、いずれも選択されていない。
(1) データ消去

注)
本機能はハードディスクへのデータ書き込みによるデータ消去のため、CEによるユーザ装置での実行は絶対に行わないこと。


実行方法

本プログラムは、EVTE(診断プログラム)が正常終了した後に起動する。(単独での起動は不可)
なお、本プログラムの動作モードは「ユーザーモード」のみであり、「CEモード」は存在しない。

1.EVTE(診断プログラム)の起動
電源OFFの状態からキーボードのサポートボタンを押下すると起動メニューが表示される。起動メニュー表示後、[診断プログラム]を選択する。

注)
装置電源を再投入する場合、電源を切った後は、次に電源を入れ直すまで10秒ほど待つこと。
2.EVTX(富士通ハードウェア診断ツール)の起動
EVTE(診断プログラム)で診断を実行し、正常終了した後に何かキーを押下するとEVTX(富士通ハードウェア診断ツール)が起動する。

3.診断実行
実行したい診断を選択した後、メイン画面の[実行]ボタンをクリックすると診断が開始される。

4. EVTX(富士通ハードウェア診断ツール)の終了
メイン画面の[終了]ボタンをクリックしてEVTX(富士通ハードウェア診断ツール)を終了させる。

備考)
EVTX(富士通ハードウェア診断ツール)に関する詳細手順、エラーコード詳細については「FMV/CELSIUSシリーズEVTX使用手引書」を参照すること。



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